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2025/04/08 (Tue)
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2004/02/17 (Tue)
朝6:30。起きると空の雲行きが怪しかった。前日の天気予報によると、雨になるらしかったので、雨対策の準備をしっかりとしておいた。そのようにして、出発の準備をしていると、ホームレスのおっちゃんが話し掛けてきた。おっちゃんの話によると、昨日の騒ぎはいつものことらしい。そして、自分たちが周りからどれだけ虐げられているかを訴えてきた。しかし、それは社会もあんたらも両方悪い。なぜなら、自分でホームレスであると認知して生活しているからだ。そんなこんなで、足早にこの扇ヶ浜を出発した。
10時前、ようやく昨日の目的地であった白浜に到着。そこで、二日ぶりの温泉。「崎の湯」ここは、きちんと整備されているにもかかわらず、無料。天然の露天風呂で、開放感ばっちり。(遠くからだと丸見え?)体も癒えたことだし、次に千畳敷、三段壁を見に出発した。千畳敷は、遠目だとかなり綺麗なのだが、近くによって見ると至る所に、落書きが!!これだから、文化財の質が損なわれるんだ。と思いつつ眺めていると、写真を撮ってくれと頼まれたので、撮ってあげると、そのおじさんが、「がんばれよ」と言ってくれた。私は、その一言を待っていたかもしれない。今まで、一度もそうやって声をかけてくれた人はいなかったから。ちょっとうれしかった。そして、三段壁。ここは、地下の洞窟に行けるようになっているのだけど、そのエレベーターに乗るのに¥1,200円もかかり、やめることにした。せめて、外観だけでもと思い、断崖絶壁の橋まで行ってみると、そこの看板に「早まる前にまずここに一報を、なんでも相談に乗ります。」と書いてある。なんか生々しい。
12:00ごろ、昼飯を食べて、ここを出発。それからまもなくして、雨が降り始めた。急いでカッパを装着。それからは、ず~と雨。雨。雨。かなり降ってきたし、かなり寒いし・・・。にもかかわらず、ちゃっかり途中の上ミ山古墳には寄った。ちょっと山の中を散策してついに発見。ここの古墳は、割石積みの石室であった。その石材一つ一つに赤い模様があったので、装飾か?と思ったけど、良く見ると修復したときの番号だった。ガックシ。それでも、雨は降り続いていた。暗くなる前に、潮の岬につかなくては。そこが、今日の目標だった。しかし、降り続く雨、激しくうねるその道によって、時間だけが刻一刻と過ぎ去っていった。ようやく潮の岬の手前まで来た。日はとうに落ちていて、もうあたりは、真っ暗だ。寒い。心まで凍る、そんな感じだった。そこから、ユースホステルまでまだまだ先だ。そこに、着いたのが8時を回っていた時刻だった。それから、すぐにお風呂に入り、体を温めた。ふぃ~、生き返る~。もう極楽気分だった。お風呂を上がるとすぐに飯を食べてから、部屋に戻り荷物を全て出して、部屋中に干した。一瞬にして、その部屋はジャングルと化してしまった。う~む、ひどい有様だ。初めは相部屋になっていたけど、理由を述べて、部屋を変えてもらった。気分も荷物も爽快になったが、それでも、体は疲れているので、すぐに眠りに落ちた。・・・本当に雨は辛い。
走行距離:104.20km 走行時間:5時間51分
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